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【考察】web業界への就職 その3:就職先の探し方

web業界への就職ということで3回目の記事です。今回は就職先の探し方について。

仕事の探し方

ざっくりいうと、探し方は以下のどれかに該当すると思います。

  • ハローワークで探す
  • 民間の求人情報サイトで探す
  • 転職エージェントに依頼する
  • 企業に直接応募する
  • 縁故/紹介

それぞれメリットもデメリットもありますので、把握しておきましょう。

ハローワーク(企業:無料 応募者:無料)

なんといってもハローワークは厚生労働省が運営しているので企業も応募者も無料。
また、後述する民間サービスはどうしても大都市の企業中心になるので、大都市以外での職場探しにハローワークの活用はアリだと思います。
一番の特徴はハローワークのスタッフが間に入ってくれること。メリットとしてはいろいろ相談できる。デメリットは窓口の人がweb業界にそれほど詳しくないこと。

求人情報サイト(企業:有料 応募者:無料)

ネットで「webデザイナー 仕事探し」みたいに検索すると、わんさか出てくると思います。
企業はお金を払って募集広告を出す、つまり企業側は「お金を払ってでも人を探したい」という本気のニーズがあるわけです。
注意しなきゃいけないのは、間に入る人がいないので、全ての判断が応募者に委ねられること。ホワイト企業を選べるか、ブラック企業に飲み込まれないか、良くも悪くもすべて応募者の判断力にかかってきます。

転職エージェント(企業:有料 応募者:無料)

転職サイトとハローワークの中間みたいな感じで、エージェントの担当スタッフがついてくれて、相談にのったり交渉したりしてくれます。企業がエージェントにお金を払って「良い人材をピックアップしてね」という方式なので、エージェント側も当然ながら「良い人材」を紹介する責務が発生します。
注意したいのは、ついついエージェントとのやりとりに注力してしまい、実際に働く先の企業のことに注意がいかなくなること。「エージェントは良い企業だと勧めてくれたけど、入社してみたらちょっと違った…」みたいな話はたまに聞きます。応募者側で、実際の就職先のことをしっかり判断するのも大事。

企業に直接応募する

講師の経験上これが一番多い気がします。
デザインの仕事ってやっぱり人気職種。
企業が求人広告を求人サイトに載せると、採用予定1名に対して応募が100人とか来ることもあります。そうなると企業側としては人採用したいだけなのにお金もかかるわ応募者の対応も大変だわで大騒動になってしまう。
自社サイトにそっと人材募集の情報載せておくだけで、たまたま見つけてくれた人が応募して…って流れで十分なことが多いというのが現実です。
応募者側としては、自分が行きたいなと思う企業をメモっておいて(つまり常日頃からいろんな企業のwebサイト見ておく)、定期的に募集出てないかて見てみるのも大事です。

縁故/紹介

縁故採用って言葉はイメージ悪く取られがちですけど、ここでいう縁故というのは「以前に一緒に仕事したことある人」とか「相手の能力がわかっている人」に直接声をかけるという意味で理解してください。
仕事じゃなくても、一緒に学んだクラスメートとか、先輩とか後輩とかでも良いです。
実はこれかなり多いケースだと思います。いろんな人に「募集あったら紹介して」って言っておくのも立派な就職活動ですよ。

次回の記事は転職活動に必要なものと注意点。ポートフォリオ神話についてを予定しています。