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【考察】web業界への就職 その2:企業が採用するタイミング

前回の記事でweb制作に携わる職種について紹介しました。
そこで今回は企業が人を採用するタイミングと、その際に求められる人材について考えてみましょう。

採用タイミング①:定期採用

いわゆる「新卒採用」が代表的な感じですね。
4月採用が圧倒的に多いです。だいぶ離されての2位が下半期が始まる10月採用。
日本の企業だと「育成」を前提とすることが多いので、即戦力より素質のほうが重要視されると思います。ただし、ここで求められる素質というのは「デザイナー・クリエイターとしての素質」というよりは「社会人としての素質」が求められると思います。
残念ながら日本の企業が行う定期採用は大学生限定みたいなところもあるので、該当するかどうかが問題。

採用タイミング②:事業拡大による増員

会社が新しい事業、部署などを作る場合、当然ながら人を増員する必要があります。
なにぶん新しい事業ですから先輩もいなければノウハウも無い。大きく成長するチャンスとも言えますが、身体的にも精神的にもタフさが必要。残業とか労働環境とか気になる人はこの枠は避けた方が無難。

採用タイミング③:売上増に伴う増員

会社がすでに行っている事業が人気になり、ノウハウはあるけれど純粋に人手が足りない場合の採用。忙しい環境だとは思いますが、おそらく先輩社員もいるはずです。
当塾で勉強して就職を考えている人が狙うべきなのは圧倒的にこの枠。上述したようにすでにある事業なので、質問できる先輩がいるのは非常に大事だと思います。

採用タイミング④:欠員補充

スタッフが退職した場合などに、その代わりとしての採用。
前任者がやっていた業務を引き継ぐことになるので、当然ながら同等の業務能力が求められる。ここは経験者枠と考えた方が良いでしょう。

という感じです。
びっくりする情報はありませんが、こうして改めて整理してみるのも大事ですね。

次回へ続く